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発行可能株式総数

会社設立の時の発行可能株式総数の決め方

会社設立時には株式を発行して資本金を集めますが、発行可能株式総数についてもこの時に決めることが出来ます。では、実際にはどれくらいに設定しておけばよいのでしょうか。結論的に言えば、どれくらいでも良いのですが、もしも迷ったのなら最初に発行する株式数の3倍から4倍くらいに設定しておくと良いです。

例えば、1株5万円で20株を発行すれば100万円の資本金となります。もしも資本金がこれだけで十分に回ると考えるのなら、それ以上発行する必要はないでしょう。しかし、将来、規模を拡大させるために資金調達をする機会が発生すれば、その時には株式を発行するのが良いケースもありますし、また新規上場をするのなら新たに発行することになるでしょう。その時にどれくらいの資金が必要になるのかを予想するのは難しいことです。ですから、会社設立をするときには多めに設定しておくのは良い方法です。最初に20株を発行して、その後は1株も発行できないという状態であれば資金調達は難しくなりますから、ある程度の大きさは必要となります。しかし、大きくし過ぎると、それはそれで問題となります。最初に20株発行して、そして最大で200株発行できるようにしておくと、将来になって株式を大きくしたことによって、実質的に経営を支配されてしまう可能性はあるでしょう。このようなことを防ぐためには、あまり多く発行できないように設定しておくのが良いと考えられます。会社設立をするときには、このバランスを考えて、発行可能株式総数を決めることになります。

会社設立をするときには、おおまかにこのようなことを考えておけばよいのですが、実際には発行可能株式総数をあとから変更することも出来ます。資金調達が必要になってから変更するのも良い方法です。ただ、その時には定款の変更などが必要となりますから、株主に対して説明することも必要となりますし、株主総会を開催するなどの面倒な手続きを経なければなりません。この手続き面でのデメリットは知っておく必要があり、もしも他の株主が反対した場合のことは考えておくべきでしょう。

株主が自分一人の場合には、得に気にする必要はありません。また、市場に公開する場合には発行可能株式総数を4倍以上に設定することは出来ませんから、この点も考慮する必要があるでしょう。以上のことを考えてみると、会社設立をするときには、最初に発行する株式数の3倍から4倍くらいに設定しておくと良いです。株”

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